2024年6月8日定例法話会を開催しました
ご講師は、本願寺は布教使 川崎市 髙願寺 宮本広宣師
師は、平日はサラリーマン、休日はお寺の法務をされている、33歳のフレッシュな若手布教使。

浜松の中田島で、海ガメの放流に行かれたご経験から、親亀が産んだ5000匹のうち1匹しか戻ってこれないが、帰ってきた1匹だけが勝ちで、4999匹は負けなのでしょうか?帰ってこれないかもしれないが、浜に返した赤ちゃんカメは、みんな一生懸命海岸に向かって、歩いていき大海原の中に泳いでいった姿に感動され、長く生きる事だけが尊い命ではない。みんな尊い命である、とお話しされました。

また、「転んでも転んでも大地の上」という言葉を引用され、「大地」というのは仏様のたとえで、何回転んでも(どんな時も)命終える時も、仏が支えて下さっているから大丈夫。そして、命おえても、仏にしてくれるのです。

親鸞聖人は、「阿弥陀様は、どこでもどんな小さな命でも導いてくださいます」とお話ししてくださいました。