2022年6月8日に定例法話会を行いました。

ご講師は浄土真宗本願寺派の布教使、東京教区港区 光善寺の坊守(住職の奥様)である柳川真諦(しんたい)師

前職のキャビンアデンダント時代に培われた、落ち着いた雰囲気と、はっきりとしていて聴く側が聞き取りやすい口調、もともと生まれ持つ美声でお集まりの方々もどんどん師のご法話の中に引き込まれていきました。

柳川師は、私の心は日毎に変わる紫陽花の花のように、ころころ変わる頼りにならないものですが、その心を中心にして生きる危うさを、阿弥陀さまの智慧の光明は、真実の姿に気づかせる事で、明らかにして下さいます。親鸞聖人は、その光明のお徳を「無明の闇を破る智慧の太陽」と讃嘆されました。また、同じく、阿弥陀様の大慈悲のお心は、今、私の称えるお念仏となって至り届き、私達をお浄土へと導いて下さっています。そのはたらきを、「難度海を渡す大きな船」に喩え、今、阿弥陀様の方から私達を包み込んでくださっているお慈悲を喜ばれました。感謝のお念仏を申しましょう。とおとりつぎくださいました。

南無阿弥陀仏