- 住職のつぶやき
- 2020年12月30日
一輪挿しの効能
子どもが、誕生日に一輪差しをプレゼントしてくれました。早速、庭に咲いてる花一輪を。
1日に何度も座るリビングの机の上に、一輪挿しの花をおいていると、ステイホームの昨今、1日に何度もその花を見ることになります。
これが何と効き目あり!!効能はズバリ≪癒しと生命力≫
≪癒しの効果≫
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、常になんとなく恐怖とストレスを感じている毎日の中で、花を身近に見ることで一瞬、心が癒されます。しかも、華やかな豪華な花束ではなく、たった一輪の花だからこそ、一輪のけなげな花に大切に思いを馳せるからか、癒しを全開に感じることができます。
≪生命力≫
花は、枯れてしまいます。散ってしまいます。だからこそ、いつも集うテーブルの上に身近に一輪の花があることで、身近に生命のはかなさと、はかないがゆえに今の生命に感謝する気持ちを育んでくれます。
なかなか枯れない長持ちの観葉植物や植木鉢の花も、素敵ですが、リビングのテーブルの上には置かないことが多くないですか?一輪挿しには、そのはかなさに反して、力強い効能があることを知りました。
一輪でよいのです。道ばたの野草でも、庭のたった一輪の花でも、小さなコップに身近に差してみてください。きっと、効能がありますよ。
戸塚・善了寺 坊守