戸塚・善了寺で飼っている猫。当時8才だった娘が近所で拾ってきました。名前はチロ。おす。12才。

最近、ことによく寝ます。若い頃は、鳥やネズミを山から捕まえては、誇らしげに帰ってきました。でも、たぶん最近の趣味は寝ることでしょう。デイサービスでも、「今日はチロはいる?」と聞かれても「寝てるよ。」と言う事がたびたびです。

それにしても、デイサービスの方や、近所の子どもが「チロは?」と、毎日のように自分を尋ねてくれていることを彼は知っているのだろうか?

誰かに、忘れられずに、これだけ安否を気遣ってもらっている彼は幸せ者です。彼のなかでは、目上の人とか、お客様とか言う感覚はないので、誰彼構わず、寄っていってつぶらな瞳で見つめ、可愛がってくれそうだと判断すると、ゴロン(ドスンと音をたてることもあります)と寝転がってお腹をみせます。これで、大体の人から、「かわいい🎵」の称号をゲット。

チロの変わらぬ人気っプリから学ぶ事は、

1, 相手を区別しない

2, とりあえず受け入れる。(以前、カマキリが、攻撃的に構えてきたとき、彼はカマキリにも、ゴロンと腹を見せたのです。)

3, 「ここまで‼️」と言う基準を持っていて、それ以上かまって来られるようだと抵抗してマイペースを崩さない

4, 自分を飾らずすぐ自己開示する

5, 疲れる前に寝るので、免疫力はいつも上々(笑)

私はと言うと、相手を区別しちゃうし、とりあえず身構えてしまうし、相手の調子に流されてしまうし、自分を飾ってよく見せるし、疲れてから寝る(笑)

狩りは苦手になったらしいですが、生涯現役でお寺の広告塔(本人自覚なしだが…)の重責を全うしてほしいと思っています。

戸塚・善了寺 坊守