- 住職のつぶやき
- 2019年6月16日
小さなスイングから始めよう 〜朝のお勤めのすすめ〜
「お寺に行ってみたいけど、ちょっと敷居が高いな〜」
「仏教って興味あるけど、お寺付き合いはめんどくさそうだな〜」
という声をお聞きした際、「朝のお勤めにいらっしゃいませんか」とお伝えしています。
善了寺の朝のお勤めは、午前7時から1年365日、どなたでもお参りできます。お参りされている方々も、ご近所の方ばかりではありません。遠くから車でお参りされる方もいます。また、お寺のご門徒だけでもありません。月に1回の方もいれば、毎週1回の方もいます。当然、毎朝の方もおられます。
「ゴルフは、やっぱり、パターである」
最近、ゴルフをしたときに、あらためて思ったことがあります。
「ゴルフは、やっぱり、パターである」ということ。小さなスイングを大事にするとだんだんと基礎が身について来ますよね。でも、パターって、ゴルフはじめたばかりの頃は、あんまり練習しなかったんです。地味ですんもんね……。大きなクラブを振りたくなってしまいます。実践ラウンドに出ると14回くらいしか振らないのにです。
そして、パターみたいなお寺と関わりがあってもいいのでは、と感じたのです。
人生の一番つらいことがあった時、また大きな問題に出会った時に、お寺とのご縁が始まると考えると、敷居が高く感じたり、どうしたらいいのか分からなって、当然です。
「いったい何のために生きているのか?」「死んだらどうなるのか?」この大きな問題に答えることは、大変なことです。「それに答えるために、お寺はある」といってくださる方もいます。
しかし、日頃から、朝のお勤めなどから少しづつ少しづつ付き合っていただき、法話を聞いていただき、共にお話する中で、知らない間に、それぞれの「人生での大切なこと(悩み)」を考え、自分なりに答えを見つけ出す方もいらっしゃいます。朝のお勤めの尊い功徳だなと感じます。
お寺との関わりも、小さいなスイングからはじめたっていいのではないでしょうか。パターも掛け替えのない一打です。
「朝のおつとめ」、是非、お気軽にお参りください。どなたでもお参りできます。
お坊さんに色々聞いてみませんか?
6月22日(土)15時から、お茶をしながら、お寺のこと、仏教のこと等、
ざっくばらんにお喋りをする場を設けさせていただきました。
善了寺境内にある「カフェゆっくり堂」で開催いたします。
こちらにもぜひお越しいただけますと幸いです。