2018年の春、綿の種を蒔き、育てました。
一部、芽が出ず、悲しい思いもしましたが、今年も無事、綿の収穫ができました。
上のトップの画像が、収穫された完全無農薬で育った茶綿です。
(綿を育成中の記事は、コチラです)
先日は、収穫した綿の種とフワフワの綿を分ける「糸繰り」の様子(「収穫した真綿が、作品になるまで」)をご紹介させていただきました。
種と綿を分けた後の工程ですが、まず綿をカーダーという道具で綿をほぐします。
すると、繊維の方向が揃います。
カーダーから外してみると、収穫後のクルクル、モジャモジャから一変。
少し整った印象に。
そして、カーダーですいた綿をお箸を芯にして、
くるくる巻きます。
出来上がったものを「シノ」といいます。
シノができて、ようやく「糸繰り」のができます。
次回は、糸繰りの様子をご紹介させていただきます。
文:坊守
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。