- 住職のつぶやき
- 2018年9月27日
朝のおつとめのお話「決して見捨てない」
戸塚・善了寺では毎朝「朝のおつとめ」を、本堂で行なっています。
その際に、住職から仏教に関するお話をさせていただいています。
その時のお話を、ご紹介させていただきます。
この朝のこの場が、決して当たり前でなかった、ありがたさ、尊さ
に、素直に頭を下げていける、謙虚な心が私どもに恵まれているこ とは、とても、大切な意味をもっています。 「何があっても、決して見捨てない。私どもに安らぎを与えるため
に、いつでもどこでも寄り添い、ともに歩んでくださっている」と いう安心のばがあるからこそ頭を下げていくことができるのではな いでしょうか? こうしなければ救われない。こうしなければ、悪い
ことが起きますよと、不安や心配をあおられれば、謙虚にはなかな かなれません。肩に力をいれなければ生きていけない、ということ がたくさん起こってくるのではないでしょうか? そんなとき、『そのままこいよ』と呼び掛けて、良いことも悪いこ
ともうけとめてくれる、それが先人の方々が伝えてくださったお念 仏をよりどころとした人生のあゆみだったと頂戴させていただくこ とでございます。 お慈悲の1日が恵まれました。決して当たり前で
なかった今朝のひとときを、お念仏をよりどころにご一緒に味わわ せていただつきました。感謝申し上げながら、 新しい1日を歩ませていただきましょう。
「朝のおつとめ」は、365日行なっています。
1日の始まりを、善了寺でのお参りからはじめてみませんか。
どなた様でもお参りいただけます。
どうぞお気軽にお越しください。
文:坊守
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。