先日、芽が出た「もみ」から、葉がぐんぐん伸びてきたので、そろそろかなと、バケツに田植えをしました。

ビルとコンクリートに囲まれた生活をしていると、季節の変化に気づくことが少なくなります。
また、主食であるお米も、インターネットでもスーパーでもいつでも、手軽に手に入ります。お米がどのように育ち、私達の食卓にのっているかをそうぞうする

ですから、あえて、あえて、毎日、目に見える境内ですこしでもいいから、稲が育つところを見つめていきたいと思っています。稲が育っていく過程に触れると、都会の中にいながら、季節を感じ自然に触れている感覚を味わうことができます。

そして自分のためだけではなく、稲のためにも、天気や気温や風を心配するようになります。

そして、実った稲がこうべを垂れる頃、なんとなく一年の終わりを感じ始めるのです。さぁ、今年も、稲シーズンの始まりです。