戸塚・善了寺では、365日休まず「朝のおつとめ」を行なっています。
その際に、住職からお話もさせていただいています。
その際のお話を、まとめてみました。

4月21日の朝のおつとめの住職のお話

自分の経験や、価値観でみるだけでは、私には限界があります。

あみださまは、『もし、生きとし生きるものを幸せにできないようなら、私は、仏になりません』と、誓われて、仏様になられました。

仏様の力は、磁石に、たとえられます。私たちを、鉄とたとえたとき、鉄は、鉄だけでは動きませんが、磁石が、近づいてきた時、磁力に引き寄せられて動きます。私たちが、こうして本堂に参らせていただいているのは、あみださまや、先にお浄土にまいられた先人の方々が、磁石となって、私という鉄を引き寄せてくれたのです。また、鉄は、鉄のままでは終わらず、磁石となった鉄は、他の鉄をも、引き寄せてゆきます。

浄土に参り、み仏となられたご縁のある方々もこんどは、私たちのもとに来て仏縁に、引き寄せて下さるのです。

お慈悲の1日がはじまりました。多くの先人たちの導きの中に、尊い1日を一歩一歩歩んで参りましょう。

このように、わたしは、味わわせていただきました。

善了寺では、おあさじにお供えしたお仏飯をお参りされた方々に、お下がりとしてお配りしています。この日は、お参りのかたが、8人で、お仏飯が、足りない事に‼️ご縁が広がってきました。ありがたいことです。

文:坊守
※「ぼうもり」と読みます。住職の連れあいです。
鎌倉時代から大切にされてきた言葉なんですよ。
時々つぶやきますので、優しくお付き合いください。