死に向き合い、死を想う「スロー・デス・カフェ」。
スローデス・ブラザース上野宗則と辻信一が送るSDFが戸塚に帰ってきます!

死はよいコーヒーのように深く、豊かで、ほろ苦い。死について語り、考え、感じることを通して、こんな”しがない”世の中を、そして私たち一人一人の生き方を問い直してみませんか?

今回ゲストとして迎えるスローデス・ブラザーは、江戸研究者・建築家・社会活動家のアズビー・ブラウンさん。最近亡くなったばかりの義理の父親との別れを通して、日本社会の、そして近代文明のあり方を考えます。

プログラムの最後には”ダンス・アローン(死者と踊る)”をご一緒に。

開催概要

■日時:11月24日(木) 開場18:00  19:00~20:30
※カフェは18:00からオープンします。

19:00~ 平和法要
死に向き合い、死を想う「スロー・デス・カフェ」
トーク
ダンス・アローン(死者と踊る)

20:30 終了予定

※プログラムは都合により変更になる可能性があります。予めご了承ください。

■会場 善了寺 (横浜市戸塚区矢部町125)
JR・横浜市市営地下鉄「戸塚」駅下車徒歩5分ぐらいになります。

■参加費:恩送り
※恩送りとは・・・誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人へと送る、広い意味での恩返し。めぐり、つながる、いつくしみや感謝の心。今回に限らず、 今後の活動の継続をサポートする気持ちを込めた“寄付(ペイフォワード)”をお願いしています。目安お一人1000円程度

「恩送り」 については、
恩送り(おんおくり)~それは、育ちあうまち、育み続けるまちをつくる営み~
をご覧ください。

■主催:善了寺、NPO法人カフェ・デラ・テラ、明治学院大学国際学部付属研究所

■お申し込み:
こちらのFacebookイベントページの「参加予定」をクリックしていただくか、
石井美也子 miyakopal18@gmail.comまでご連絡ください。

ゲスト&ホスト プロフィール

●アズビー・ブラウン

江戸研究者・建築家・社会活動家
日本建築・デザインについての代表的な著書多数。「The Genius of Japanese Carpentry」「Small Spaces」「The Japanese Dream House」「The Very Small Home」「Just Enough」
日本語版『江戸に学ぶエコ生活術』

●辻 信一

文化人類学者。環境運動家。明治学院大学国際学部教員。
「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに
環境=文化運動を進める一方、環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開、2014年度より『ゆっくり小学校』を開講。
『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)、『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』(SOKEI)など著書多数。最新刊は、『よきことはカタツムリのように』(春秋社)。
2009年よりDVDブックシリーズ「アジアの叡智」を刊行、その最新刊は『タシデレ! 祈りはブータンの空に』。

HP:
http://www.sloth.gr.jp/tsuji/
http://slowcinema.net/
http://yukkuri-web.com/smallschool

●上野宗則(うえのむねのり)

株式会社素敬代表取締役社長。「エンゼルメイク・アカデミア」主宰。ゆっくり小学校ようむ員。
父親の死によって遺族となった経験を活かし、98年より死化粧用品等ご遺体ケアのための商品づくりをはじめる。その後、「人の死に立ち会うときなにができるか」をテーマに、看取りに携わる医療従事者や葬祭事業者のための講習会を企画。ただの人の目線を大切にしながら、「現代社会を生きる人々が、死を想うきっかけづくりができれば」をモットーに、医療施設でのお話会やワークショップ「スロー・デス・カフェ」を行っている。
文化人類学者の辻信一さんと書籍や映像制作を共にしながら、スロー、スモール、シンプルの思想をたのしく世に問う場「ゆっくり小学校」を立ち上げた。
著書に『エンゼルケアのエビデンス!?』(sokeiパブリッシング)がある。
HP:http://www.sokei.jp/