- 文化・アート
- 2017年6月2日
「私にいい」が「世界にいい」とつながる。
ふと目にした本に、こんなフレーズが書いてありました。
「私にいい」が「世界にいい」とつながる。
なんとも興味深いフレーズ。
本のタイトルは『はじめてのエシカル』
著者は「世界ふしぎ発見」でミステリーハンターを務めた末吉里花さんでした。
エシカル?
あまり馴染みのない言葉だけど、どういう意味だろう?
何も知らないまま読み進めたこの一冊。
そこには、今を生きる私たちの生活を見直させてくれるヒントが、たくさん詰まっていました。
エシカル(Ethical)とは、もともと「倫理的な」「道徳的な」という意味があります。
それを簡単に言い換えるならば、「私たちの良心と結びついて、人や社会、環境に配慮されている」ということと、著者は述べています。
私は、何を基準とし、判断し、選択していくのか。エシカルという観点から選択した「私にいい」が、「世界にいい」とつながっていく、ということでしょう。
私たちは日頃の生活の中で、当たり前を当たり前として捉えてしまっているのではないでしょうか。食べ物があることも。好きな服を着れることも。明日が来るということさえも。
けれども、そのどれもが当たり前ではないはずです。
物事の本質を知るということ、知ろうとすることが、私たちの当たり前の壁を壊し、一歩を踏み出す手助けになってくれるはずです。
「エシカル」
それは私たちが本来持っていたはずの、「おかげさま」「お互いさま」「もったいない」の精神ともつながっていきます。
この一冊は、当たり前に埋もれていた私であったと気づかせてくれる一冊でした。
この素敵な『はじめてのエシカル』の著者、末吉里花さんが戸塚・善了寺にやってきます!
世界を旅してたくさんの学びを得た、エシカルの最前線を進む末吉さんのあついメッセージを、ぜひぜひ受け取りに来て下さい!
詳細は下記より
https://www.chadeau.com/17060202