※ライブ配信の簡易編集版です。ストリーミングの不調で、配信の途中に、音声が途切れたり、お見苦しい点があるかと思いますが、雰囲気だけでも感じて頂ければとおもいアップしました。よろしければ、是非ご覧下さい。
春爛漫のよいお天気に恵まれながら、令和3年善了寺永代経法要を5月7日・8日と二日間にわたりお勤めさせて頂きました。コロナ禍の中での御法要となりました。昨年と違うのは、まず、長男・次男そして坊守が出勤してくれたことです。長女は、法要のバックアップをしてくれました。昨年は、長男は京都、次男は受験、長女も緊急事態宣言下で大学が右往左往している落ち着かない状況でした。
コロナ禍であることは変わりません。御門徒のみなさんのご参拝をご遠慮頂いての御法要でした。
永代経法要は、先人の方々が、いつまでも絶えることなくお念仏のご縁を伝えていこうという願いが受け継がれて、勤められる御法要です。何とか、なんとかその願いを伝えたい・・・。そんな思いから、この度、インターネットによる配信にチャレンジしてみました。技術的にいたらないことが多く、お見苦しい点が多々あったかと思います。そんな中でも、インターネットを通してご参拝頂き、御門徒のみなさんからは「自宅のテレビでお参りしました。配信ありがとうございました。」などの感想を頂き、アーカイブに残していた動画も、今までの配信の中で一番多く再生されました。本当に有り難いことです。永代経法要の願いは、多くのお念仏を大切にされた先人の願いであり、親鸞さまの願いでもあるのだと思います。
「『安楽集』にいわれている。
「真実の言葉を集めて往生の助けにしよう。なぜなら、前に生まれるものは、後のものを導き、後に生まれるものは前のもののあとを尋ね、果てることなくつらなって途切れることのないようにしたいからである。それは、数限りない迷いの人々が残らず救われるためである。」(『浄土真宗聖典 顕浄土真実教行証文類 ー現代語版ー』浄土真宗教学研究所浄土真宗聖典編纂委員会 編纂 本願寺出版社 刊 2000年 646頁)
このお言葉は、どんな状況にあってもお念仏の同朋の中に息づいていると思います。これからも様々な工夫を凝らし、みなさんからのご意見ご要望を大切にしながら、お念仏繁盛のために活動していきたいと思います。最後になりましたが、この度の御法要を支えてくださった、多くのご視聴頂いたみなさまに心から感謝申し上げたいと思います。
合掌